介護にかかるお金地域密着型サービス(在宅)編

介護にかかるお金を考えるうえで、とても重要になるのは介護保険の仕組み。介護保険の仕組みはとても細かく、分かりづらいものです。また介護を受ける方の状態や、どこで介護を受けるかによっても、必要となるお金は大きく変わってきます。今回は在宅介護で受けられる地域密着型サービスについて説明いたします。

介護にかかるお金地域密着型サービス(在宅)編

介護保険で支給されるお金

介護保険は要介護度別に支給限度額が決まっていて、限度額の範囲内であれば1割の自己負担で利用することができます。

※一定所得以下の人の場合、介護保険施設の居住費、食費については利用料の一部を補足給付する制度が設けられている。

介護保険で支給されるお金
介護度別の介護保険支給額と自己負担額(月額)
支給限度額/自己負担額
要介護1 165,800円/16,580円
要介護2 194,800円/19,480円
要介護3 267,500円/26,750円
要介護4 306,000円/30,600円
要介護5 358,300円/35,830円

※利用限度額の上限を超えて利用した場合、超過分は全額自己負担。
ただし、1割負担が一定金額を超えた場合、申請により高額介護サービス費が支給される。

地域密着型サービスとは?

2006年4月に介護保険制度の改正が行われ、地域密着型サービスが創設されました。要介護者が住みなれた地域で暮らし続けるために必要とされるサービスを、市町村が提供するというもので、その市町村の住民のみが利用できるサービスです。全部で6種類のサービスがありますが、今回は在宅で受けられる3つのサービスについてご紹介します。

夜間対応型訪問介護

夜間の定期的な巡回訪問サービス、また入浴、排泄、食事等のサービスを受けることができます。利用料は夜間オペレーションセンターのある施設か否かで2つに区分されています。


夜間対応型訪問介護(オペレーション
センターなし)の自己負担額
27,600円/月

※地域により若干金額が異なる場合があります。

夜間対応型訪問介護(オペレーション
センター設置)の自己負担額
基本夜間対応型訪問介護費 10,000円/月
定期巡回サービス費 3,810円/回
随時訪問サービス費
(訪問職員1名)
5,800円/回
随時訪問サービス費
(訪問職員2名)
7,800円/回

認知症対応型通所介護

認知症の要介護者が対象。デイサービスセンターに通うことで入浴、排泄、食事などの世話や機能訓練を受けることができます。単独型の通所介護、特別養護老人ホームなどとの併設型、グループホームなどの共用スペースを活用する場合などで利用料金の区分が3種類に分かれます。

認知症対応型通所介護単独型
(利用定員12名以下)の自己負担額
要介護1 5,890〜10,300円
要介護2 6,480〜11,410円
要介護3 7,080〜12,530円
要介護4 7,680〜13,650円
要介護5 8,270〜14,770円
認知症対応型通所介護併設型
(利用定員12名以下)の自己負担額
要介護1 5,330〜 9,240円
要介護2 5,860〜10,240円
要介護3 6,390〜11,240円
要介護4 6,930〜12,240円
要介護5 7,460〜13,240円
認知症対応型通所介護
グループホームの共有スペース活用
(利用定員3名以下)の自己負担額
要介護1 2,680〜5,030円
要介護2 2,780〜5,210円
要介護3 2,870〜5,390円
要介護4 2,970〜5,570円
要介護5 3,070〜5,750円

※1日の利用時間(3〜4h未満/4〜6h未満/6〜8h未満)により利用料金が異なります。
※地域により若干金額が異なる場合があります。

小規模多機能型居宅介護

通いのデイサービスを中心に、訪問介護、短期間の宿泊(ショートステイ)サービスを組み合わせて受けることができます。サービスを固定化せず、フレキシブルに利用することができ、施設でも在宅でもない、第3のサービスといわれています。利用料金は月額定額制。

小規模多機能型居宅介護の自己負担額
(月額)
要介護1 11,430円
要介護2 16,325円
要介護3 23,286円
要介護4 25,597円
要介護5 28,120円

※地域により若干金額が異なる場合があります。

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