介護にかかるお金訪問介護編

介護にかかるお金を考えるうえで、とても重要になるのは
介護保険の仕組み。介護保険の仕組みはとても細かく、
分かりづらいものです。
また介護を受ける方の状態や、どこで介護を受けるかによっても、
必要となるお金は大きく変わってきます。今回は訪問介護
(ホームヘルプサービス)でかかるお金について説明していきます。

介護にかかるお金訪問介護編

介護予防訪問介護(ホームヘルプサービス)でかかるお金

家族だけで在宅介護を続けるのは、非常に大変です。そんな在宅介護家庭の頼りになるのが、訪問介護(ホームヘルプサービス)です。従来の訪問介護サービスは、食事や入浴の介助、着替えの手伝い、おむつ交換などの身体介護と、調理、洗濯、掃除などの生活援助が中心でした。ところが介護保険制度の改正で「介護予防訪問介護」が新設され、要支援1・2に認定された利用者は、できるだけ自分で家事などを行うなどして、身体機能を維持しながら、必要な部分をサポートしてもらう方向へとサービスが見直されました。

介護予防訪問介護(ホームヘルプサービス)でかかるお金
介護予防訪問介護の自己負担額(月額)
①介護予防訪問介護Ⅰ 12,200円/週1
②介護予防訪問介護Ⅱ 24,400円/週2
③介護予防訪問介護Ⅲ 38,700円/週2回以上

さらにホームヘルパー3級の資格を持つスタッフがサービスを提供する場合、2010年4月より廃止となっています。
生活機能向上連携1,000円/月、介護職員処遇改善加算もあるので相談してください。

訪問介護(ホームヘルプサービス)でかかるお金

要介護1〜5が該当となり、身体介護、生活援助のサービスを受けることが出来ます。多くの特徴ある事業者があるので、利用契約を結ぶ段階でケアマネージャーに確認するようにしましょう。

訪問介護の自己負担額(1回あたりの利用料)
■身体介護
20分未満:1,700円
20分以上30分未満:2,540円
30分以上1時間未満:4,020円
1時間以上:5,840円、以降30分増すごとに
830円加算
■生活援助
20分以上45分未満:1,900円
45分以上:2,350円
身体介護+生活援助実施の場合、
1回20分以上700円、45分以上1400円、
70分以上2,100円かかる。
■通院等乗降介助:1,000円

※各種加算、減算もあるので状況に応じて対応ください。

(介護予防)訪問介護サービスと(介護予防)訪問入浴サービスでかかるお金

看護師が医師との連携を図って行う療養指導、食事・排泄・清潔指導、服薬管理、経管栄養、人工肛門管理などのサービスを、在宅で受けることが出来ます。なお、訪問看護は医療保険でも利用出来るので、ケアマネージャーに相談し、費用やサービス、その他の利点などにおいてベストなものを選ぶようにしましょう。一方、自宅にいながら入浴サービスが受けられるのが訪問入浴サービスです。移動入浴車で家庭を訪問し、特殊浴槽による入浴を介助します。

訪問看護・予防訪問看護の自己負担額
(料金設定は同じ。全て1回あたりの利用料)
■訪問介護ステーションが実施する場合
20分未満((夜間・深夜・早朝のみの設定):3,160円
30分未満:4,720円
30分以上1時間未満:8,300円
1時間以上1時間30分未満:11,380円
理学療法士が1回20分:3,160円
■病院または診療所が実施する場合
20分未満(夜間・深夜・早朝のみの設定):2,650円
30分未満:3,810円
30分以上1時間未満:5,500円
1時間以上1時間30分未満:8,110円
指定定期巡回随時対応型訪問:29,200円/月
■ターミナルケア加算:20,000円/月
※准看護師の場合は10%減額
訪問入浴・介護予防訪問入浴の
自己負担額(1回あたりの利用料)
■訪問入浴介護
(要介護度1~5):12,500円
※介護職員が3人で行った場合は5%減額
※全身入浴が困難で清拭または部分浴の場合30%減額
■介護予防訪問入浴
(要支援1・2):8,540円
※介護職員が2人で行った場合、5%減額
※全身入浴が困難で清拭または部分浴の場合30%減額

(介護予防)訪問リハビリテーションにかかるお金

病院から退院し在宅介護となった場合など、安静にして寝ている時間が長くなることにより起こる身体機能低下を防ぐために導入されたのが、(介護予防)訪問リハビリテーションです。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が自宅を訪ねて、日常生活の自立を助けるためのリハビリテーションを行います。

訪問リハビリテーションと介護予防訪問リハビリテーションの自己負担額(日額)
■訪問リハビリテーション(要介護度1〜5)
訪問リハビリテーション:3,050円
サービス提供体制強化加算※1:60円
短期集中リハビリテーション実施加算※2
退院1ヶ月以内:3,400円
退院1ヶ月超3ヶ月以内:2,000円
※1サービスを提供する理学療法士等のうち、
勤続年数3年以上の者がいること。

※2病院などから退院して自宅に戻ってきたときや
要介護認定を受けた日から、早期に集中的に
リハビリテーションを受けた場合に加算があります。
■介護予防訪問リハビリテーション(要支援1・2)
介護予防訪問リハビリテーション:3,050円
サービス提供体制強化加算:60円
短期集中リハビリテーション実施加算
退院または要支援決定日から3ヶ月以内:2,000円
訪問介護計画作成する上での助言:3,000円
事業所と同一敷地内30人以上にサービス提供:10%減算

■定期巡回・随時対応型訪問介護看護/利用限度額
2012年の改正で創設された新サービス。定期巡回訪問により、または随時通報を受け、介護福祉士等により行われる介護サービスと医師の指示により看護師等が療養上の世話を行います。訪問介護と看護を一体的に提供する事業所と連携型の事業所の2つがあります。

定期巡回・随時対応型
訪問介護看護(連携型)/月

要介護1 66,700円
要介護2 111,200円
要介護3 178,000円
要介護4 222,500円
要介護5 267,000円

定期巡回・随時対応型訪問介護看護(一体型)/月

訪問看護サービスを行わない: 要介護1 66,700円
要介護2 111,200円
要介護3 178,000円
要介護4 222,500円
要介護5 267,000円

定期巡回・随時対応型訪問介護看護(一体型)/月

訪問看護サービスを行う: 要介護1 92,700円
要介護2 39,200円
要介護3 207,200円
要介護4 253,100円
要介護5 304,500円

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